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認知と非認知

認知と非認知

塾の先生としての雑感だが、最近入試で非認知的な能力を求められる割合が高くなったように思う。

 推薦の割合が増えていることからもわかる。

認知はいわゆる、テストの点や計算力、記憶力、知能指数といった数値化して測りやすいものだ。

 だが、非認知はどうか。

コミュニケーション力、リーダーシップ、協調性、どれも数値化しにくいものだが、人として大切なものである。

 コンピュータが発達し、わからないことはすべて指先を動かせばわかる今、認知の需要は下がってきているのではないか。

それに呼応するように、入試のシステムも社会が非認知を評価できるようなやり方に変わってきている気がしてならない。

だから俺は今年から自分の授業のコンセプトを変えている。

対AI用の授業、未来の授業を目指している。

1つめは楽しい授業をすることだ。

生徒のボケを拾う、あらかじめ仕込んでいるネタをいいタイミングで出していく、こういうのはAIにはまだできないだろう。

 もう1つは一人一人と向き合うことだ。

俺の授業では、1回の授業で必ず一人5回は当てるようにしている。

 動画の授業では、生徒に当てるということはできないだろう。

リアルの対面授業だと双方向に話すことが可能となる。

俺の場合は双方向というよりは一段踏み込んで、できるだけ生徒の引き出しをガンガン開けていくことをイメージして授業している。

生徒のその答えに「うまい。」とか「できると思った。」とか、「おしい。」とかを小声で言うようにしている。

 「間違い。」とか「違う。」は極力使わない。

 生徒の答えにもなるべく小さなレスポンスを返すようにしている。

 もちろんできていない時もいっぱいあるが、できるように努力している。

こんな還暦おっさんが、もっともっといい授業ができるように努力しているのである。

そういうことを気をつけることで、非認知の力が育まれると俺は思っているからだ。

 なぜなら非認知のベースになるものは自己肯定感だと思っているからである。

みんな、生まれてきてれくれてありがとう。

また、塾に来てくれてありがとう。

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